自分の記憶力を知ること

自分の記憶力を知ること

人にはそれぞれ個性がありますから、当然クセや得手不得手があります。これは身体的な動きや言動だけでなく、記憶にも得手不得手が出るようになっています。ですから、頭はいいけど人の名前はなかなか覚えられない人がいたり、歴史に関することだけは覚えられるとか、ゲームのキャラクターだけは何千と覚えているというようなことが起こります。

 

記憶力をアップするためにも大切なことは、自分の得意な覚え方を知ることが大切です。たとえば、覚えるルートを考えてみるのもいいでしょう。見て覚えるのが得意な人がいれば、聞いた話はよく覚えられるという人がいます。また、単語は難しいけど、エピソードは詳細に覚えることができる人がいます。ぜひ、自分の記憶力が最も発揮される方法をわかって、それを実際に使っていくようにしましょう。

 

また、記憶する方法もいろいろで、頭出し記憶法という方法ではいくつかの事項の頭文字だけを念仏のように唱えながら覚えます。有名なもので、化学の元素を覚えるときに、「水平リーベ僕の船、七曲シップス、クラークか」というようなものがありますが、数学でルートの値の覚え方、たとえば√3を「人並みに奢れや」としたりしますよね。

 

また、記憶はするのはいいのですが抜けていくのが難点で、保持することも重要です。保持するために大事なのは反復学習で、記憶の定着率を上げるためには、3割程度忘れた頃に復習するのが良いとされています。覚え方や忘れ方はその人の記憶の特性を知る上で重要ですから、これを元に効果的な記憶方法を身につけることができた人が記憶力のいい人なのです。